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特長と特典

マンションすまい・る債には、定期的な利息の支払や、マンション共用部分リフォーム融資の金利の引き下げなど、さまざまな特長や特典がございます。

<「マンションすまい・る債」の特長>

特徴1 利付10年債で、毎年1回(2月予定)定期的に利息をお支払

特徴2 1口50万円から購入可能で、最大10回継続して積立可能

特徴3 初回債券発行日から1年以上経過すれば修繕工事目的などでの換金可能(手数料なし)

特徴4 機構が国の認可を受けて発行している債券

<積立てをされた管理組合への特典>

  • マンション共用部分リフォーム融資の金利を年0.2%引下げます。
  • マンション共用部分リフォーム融資の保証料が2割程度割り引かれます。

特長1. 利付10年債で、毎年1回(2月予定)定期的に利息をお支払

毎年1回定期的に利息を受け取ることができます。また、年平均利率は年々アップしていきます。

〈参考〉 2020年度発行の債券の10年満期時年平均利率は0.080%(税引前)(※)です。
(税引後0.0678% 小数点第5位以下切捨て)

  • ※ この利率は、2020年度発行の債券の受取利息額(税引前)の総額を債券発行から満期までの経過年数(10年)で平均した利率です。
    既に積立ていただいている管理組合にも、今年度の積立て分については同じ利率が適用されます。
  • ※ 利息は債券発行日の翌日から償還期日まで付き、毎年の利払期日に、各利払期日に応じた利率により、各利払期日までの前1か年分をお支払します。
  • ※ 各年にお支払いする利息額は、その年の年平均利率より算出した利息額から前年までの受取利息額を差し引いた額です(債券の利息は源泉分離課税の適用となり、所得税および復興特別所得税15.315%(2020年4月現在の税率)相当額を差し引いてお支払いします(満期日後は利息はつきません。)。)。
    また今後の税率などは、変更される可能性があります。詳しくは、最寄りの税務署などにお問合せください。
  • ※ 利息を支払うべき日が銀行休業日に当たるときには、その前営業日に繰り上げてお支払します。

特長2. 1口50万円から購入可能で、最大10回継続して積立可能

1回当たりの積立ては、1口50万円で複数口行うことができ、マンション全体の修繕積立金額の範囲内の口数まで積み立てることができます。
例えば、次のような積立方法が考えられます。

  1. マンション全体で1年間に集まる修繕積立金額の範囲内の口数で応募し、毎年(毎回)同一口数の積立てにより、継続的に積み立てていく方法
  2. マンション全体で1年間に集まる修繕積立金額に加え、マンション全体で既に貯まっている修繕積立金額(修繕積立基金を含み、借入金を除きます。)の範囲内の口数で応募する方法

【注意事項】

マンションすまい・る債は、一度の新規応募により同一口数で継続して積み立てる場合は、最大10回(毎年1回)連続して行うことができます。途中で積立てを中断され、その後再開する場合や積立口数を変更される場合などは、再度、新たに応募を行った上で積み立てる必要があります。ただし、募集口数を超える応募により抽せんとなった場合や制度の変更が行われた場合など、積立てができない場合や従前の条件で積立てができない場合などがありますので、あらかじめご了承ください。

特長3. 初回債券発行日から1年以上経過すれば修繕工事目的などでの換金可能(手数料なし)

修繕工事などのために債券を中途換金することができます。

継続して10回の積立てが可能ですが、共用部分の修繕工事費に充てるなどの場合には、第1回の積立ての債券発行から1年以上経過すれば買入請求(中途換金の申出)ができます。
1口単位(50万円)で中途換金が可能です。
中途換金時には手数料はかかりません。また、中途換金時は、積立額(元本)に所定の利息を加えた金額をお支払いします。

※ 買入れとは、積立組合の請求に基づいて、積み立てた債券を機構が満期前に買い取ることをいい、「債券の中途換金」を意味します。

ただし、以下の債券は買入請求できません。

  • 第2回から第10回までの積立てに係る債券で、発行から2か月以内のもの
  • 買入代金の支払日が満期償還月(発行から10年後の2月)となる債券

特長4. 機構が国の認可を受けて発行している債券

機構が国の認可を受けて発行しており、これまで約20,000のマンション管理組合にご利用いただいています
(2020年4月現在)。

積立てをされた管理組合への特典

マンション共用部分リフォーム融資の金利を年0.2%引き下げます。

積立組合が機構の「マンション共用部分リフォーム融資」をご利用される際、積立てを行っていない管理組合に比べ、金利を年0.2%引き下げます。
※「マンション共用部分リフォーム融資」の申込時点で積立残高があることが必要です。

マンション共用部分リフォーム融資の保証料が2割程度割り引かれます。
((公財)マンション管理センターに保証委託する場合)

積立組合が機構の「マンション共用部分リフォーム融資」をご利用される際、(公財)マンション管理センターへ保証委託する場合は、積立てを行っていない管理組合に比べ、保証料が2割程度割り引かれます。

※ 2020年4月現在、(公財)マンション管理センターへ保証委託する場合に同センターが実施している特典であり、今後、取扱いの変更等が生じることがあります。

機構が主催する管理組合向けのマンション管理に役立つセミナーへのご案内や公共団体、関係団体等が実施するマンション管理・再生に関するセミナーの開催情報やマンション管理に役立つ情報等を提供しています。