JHFを知る

まちづくりへの支援とは？

民間金融機関だけでは対応が困難な分野への融資を行っています。

まちづくりという広い視野に基づき、老朽化マンションの建替えをはじめとするマンションストックの維持管理・再生、市街地の再開発、防災街区の整備、密集市街地の共同建替えなどの事業に融資を行っています。
これらの融資を通じて、人々の暮らしと社会を支えています。

マンション共用部分リフォームの事例

花見川住宅

（千葉県千葉市、昭和43年築、1,530戸）

花見川団地管理組合は、大規模修繕工事による建物の長寿命化に併せて、耐震改修工事による耐震性能の向上及び外断熱改修工事による省エネルギー性の向上等を実施し、質の高い住環境の整備を実現しました。
全40棟1,530戸と大規模な団地であり、マンション共用部分リフォーム融資によるJHFの支援も住民間の合意形成をサポートした事例です。

マンション建替事業の事例

下野池第２住宅

（大阪府堺市、昭和45年築、410戸）

下野池第２住宅マンション建替組合は、団地の広大な敷地を活用した仮住まい事業を行い、事業終了後は当該敷地を売却し、建替費用の一部とするなど、団地の敷地を有効活用することでマンションの建替えを実現しました。
JHFは、建替事業の資金や、区分所有者の増床負担金に対してまちづくり融資を提供することで、当マンション建替事業の円滑な推進を支援しました。

市街地再開発事業の事例

アルファコート帯広西３・９地区開発

北海道帯広市の「帯広西３・９周辺地区第一種市街地再開発事業」では、地域都市における中心市街地の活性化「まちのにぎわい」を創出しました。複数施設の老朽化、耐震性の問題の懸念に対して、市が推進する中心市街地活性化に寄与し、住宅機能の共有、生活を支える商業機構、事務所機能の再整備を実施しました。
民間金融機関が消極的であった権利変換前の融資についてJHFが下支えするなど、民間金融機関との協調対応により安定した事業推進に貢献しました。