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公開日:2021年9月10日 更新日:2021年9月24日

 住宅金融支援機構(以下「機構」といいます。)は、令和3年9月8日、大阪市及び池田泉州銀行(本店:大阪市北区茶屋町)と「大阪市における空家等対策の推進に関する協定」を締結しました。
 

本協定の目的・役割

 大阪市では、地域住民の生活環境の保全及び地域活性化を目的とし、空き家等の発生の未然防止並びに所有者等による空き家等の適正管理及び利活用に関する対策(以下「空き家等対策」といいます。)を推進しており、空き家所有者等による住宅の性能向上に資する改修やインスペクション(既存住宅状況調査)への補助、セミナーや相談会による空き家に関する情報提供を行い、「空き家等対策の推進」に取り組んでいます。

 空き家の改修・取得等をされる方の中には、資金面が課題となり、借入を必要とされる場合もあることから、住宅ローンのノウハウを有する機構と大阪市に本店を構える地域金融機関の池田泉州銀行は、大阪市の施策を金融面で支援して地方創生に貢献するため、この度、三者で協定を締結する運びとなりました。


 本協定により、大阪市内の空き家を改修・取得される方等に対し、機構と提携して池田泉州銀行が提供する【リ・バース60】(※)や、「空き家対策応援ローン」(池田泉州銀行ローン商品)の金利引下げを実施します。また、併せて、三者で連携し、大阪市が行う「空き家等対策」に関する施策や空き家の改修・取得等でご利用できる住宅ローンに係る広報・周知活動、住民の資金相談対応の支援をしてまいります。

 ※【リ・バース60】の池田泉州銀行における商品名は「<池田泉州>リバースモーゲージ幸せ百年(住宅プラン)」です。


 「政令市との空き家等対策の推進に関する連協協定の締結」は近畿2府4県で初めての取組です。
協定書名称 大阪市、株式会社池田泉州銀行及び独立行政法人住宅金融支援機構の連携による空家等対策の推進に関する協定書
協定締結日 令和3年9月8日(水)
協定の内容
  1. 空き家等の発生の未然防止並びに所有者等による空き家等の適正管理及び利活用に資する金融商品の開発・提供
  2. 空き家等対策に関する施策を広く周知するため、広報・周知活動への取組
機構の役割
  1. 地域住民の生活環境の保全及び地域活性化を目的とした空き家等対策の推進について、資金面における支援を実施する。
  2. 空き家等対策の推進を目的とした制度を広く周知するため、住宅関連団体や事業者等への広報・周知活動に取り組む。

連携による取組イメージ

連携による取組イメージ図

【写真】協定締結の三者

【写真】協定締結の三者