若手の頃から挑む。公共性と成長を追求する仕事の醍醐味。
2019年入構|商学部経営学科卒
リスク統括部|リスク管理
S.K
職務
経歴
| 1年目~4年目 | :中国支店 |
|---|---|
| 5年目~現在 | :リスク統括部 |
01_入構動機 高い公共性と社会的意義への共感
私がJHFへの入構を志望したのは、民間金融機関では対応が難しい領域を担う、その高い公共性と社会的意義に強く惹かれたためです。例えば、【フラット35】や災害復興住宅融資といったJHFのサービスは、個人の生活を安定させるだけでなく、社会基盤の安定にも貢献しています。
こうした重要なミッションを遂行する組織の一員として、自身のキャリアを形成したいという強い思いが、JHFを選ぶ大きな動機となりました。

02_仕事内容とやりがい 若手から担う裁量と、リスク管理が支える盤石な経営基盤
入構後、良い意味で予想を裏切られたのは、若手のうちから裁量を持って業務に携わる点です。例えば、最初に配属された支店では、老朽化マンションの再生に関わる業務に携わり、地方公共団体への訪問やセミナー企画・運営に主体的に関わりました。自身の提案が形になる経験を積み、自らプロジェクトを推進する醍醐味を実感しました。
現在は、JHFが保有する住宅ローンの信用リスク管理業務に従事しています。住宅ローンには、経済環境の変化等によりお客さまの返済が困難となることで、JHFが損失を被るリスクが内在します。私たちの使命は、このリスクを的確に評価・管理し、JHFの経営を安定させることです。【フラット35】など価値あるサービス提供には、財務・経営基盤の安定が不可欠であり、信用リスクの適切な推計や迅速な状況察知に努めることに大きなやりがいを感じています。また、新商品開発時には、潜在リスクを多角的に検討し、チームで議論を重ねながら商品設計に貢献することも、重要なやりがいです。

03_働く環境と魅力 風通しの良さと活発なコミュニケーションが図られる環境
JHFは、非常に風通しの良い職場環境であると感じています。日々の業務においては、活発なコミュニケーションが図られ、チーム内で困難な状況に直面した際には、メンバーが互いにサポートし合う文化が根付いています。これにより、個々人が安心して業務に集中できるだけでなく、チーム全体の生産性向上にもつながっています。
また、ワークライフバランスを重視する環境も魅力の一つです。休暇取得の推奨やノー残業デーの設定など、職員が心身ともに健康的に働けるよう配慮されています。これにより、仕事とプライベートの調和を図りながら、長期的なキャリアを築くことが可能です。

04_志向性とキャリア 専門性の獲得、継続的な学習で切り拓く未来
これまで
専門性の深化による成長
リスク統括部へ配属された当初は、金融工学の知識不足に戸惑うこともありました。しかし、業務を通じて信用リスクを定量化するモデルへの理解を深め、自ら検証やチューニングができるように。この専門性の深化は大きな喜びであり、自身の成長を実感する機会となりました。
現在
継続的な学習と知見の拡充
日々の業務を通じて、金融工学に基づいた信用リスク計量モデルの理解を深めることに加え、社内研修制度を積極的に活用し学習に努めています。直近ではAI・機械学習研修を受講し、データ分析に関する知見を深めるなど、常に自己研鑽に努めています。
未来
知見と経験の蓄積、そして新たなステージへの貢献
今後のキャリアでは、まず現在の職務を通じてリスク管理に関する深い知見と経験をさらに蓄積したいと考えています。そして将来的には、培った知識や経験をフロント業務や商品企画といった場面で還元し、多角的な形でJHFのミッション達成に貢献していきたいです。
Column
〜JHFで活かす金融工学とは?〜
金融工学とは、金融に関する課題を数学やコンピューター等を用い、工学的に分析する学問であり、リスク管理等に役立てられます。 JHFの主幹業務である【フラット35】では、民間金融機関がお客さまに対して融資した全期間固定金利の住宅ローンの債権を、JHFが買い取るという仕組み(買取型)を採用しています。民間金融機関は預金を元手に融資を行うことができますがJHFには預金業務がないため、市場からの調達が必要となります。そのため、買い取った住宅ローン債権を担保にMBS(資産担保証券)という債券を発行し、機関投資家に販売することで、買取資金を調達しています。JHFは、【フラット35】を安定的に提供するだけでなく、MBSの国内最大級の発行体として、日本の証券化市場の発展にも貢献しているのです。そのため、金融工学を用いたリスク管理は極めて重要であり、JHFの根幹をなす業務の一つです。これら住宅ローン等の事業の特性を踏まえたリスク管理を実施するとともに、JHFの業務・特性を踏まえ、各リスクを総体的に把握・評価することによる統合的な観点からのリスク管理も行っています。

Oneday_Scheduleある⼀⽇の流れ
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8:55
出勤。
タスクチェックの後、融資利用者データの集計・分析作業。 - 10:00 リスクモニタリングを実施するために必要なデータを整備。
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11:00
グループミーティングでデータ分析結果を共有し意見交換。
昼食。 - 14:00 ミーティング内容を踏まえたモニタリング資料の作成。
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16:00
新商品のリスクについて関係部署とディスカッション。
17時30分に退勤。