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公開日:2021年2月8日

 住宅金融支援機構(以下「機構」といいます。)は、令和3年1月26日、神戸市、一般社団法人兵庫県マンション管理士会及び一般財団法人神戸すまいまちづくり公社と「神戸市内のマンションの管理適正化の推進に関する協定」を締結しました。
本協定の目的
 神戸市では、分譲マンションの管理状況の「届出」制度と全国に先駆けた「情報開示」制度の運用を令和3年3月1日から開始します。この制度は、届出に対し管理状況に応じた助言・支援を行い、市が管理状況の実態を把握するほか、情報開示により管理状況を市場が評価することや購入予定者が管理状況を確認できるようになることを目的としたものです。円滑な制度導入や市内の分譲マンションの管理適正化推進を各団体が連携して取り組むため、このたび「届出」「情報開示」制度の導入に合わせて、この協定を締結しました。

神戸市の分譲マンションの管理状況の「届出」「情報開示」制度については、神戸市のホームページをご覧ください。

本協定における住宅金融支援機構の役割
 機構は、この協定の締結により、各団体と連携して、「届出」「情報開示」制度の広報、マンション管理組合向け融資制度や修繕積立金の資金運用に関する相談、令和2年9月29日に機構がリリースしたマンションライフサイクルシミュレーション~長期修繕ナビ~を活用したマンション管理組合の長期修繕計画の見直しの支援等を通じて、神戸市の分譲マンションの管理適正化施策を支援して参ります。
協 定 名 神戸市内のマンションの管理適正化の推進に関する協定
協定締結日 令和3年1月26日(火)
主な協定の
内   容
  1. マンションの管理適正化の推進及び再生支援に資する情報の発信に関する事項
  2. マンションの管理、改修及び建替え(再生)の相談に関する事項
  3. マンション管理組合への専門家等派遣に関する事項
  4. マンション管理組合の長期修繕計画の策定・見直しの支援及び金融支援に関する事項
  5. その他、本協定の目的を達成するために必要と認められる事項
機構の役割
  1. 令和3年3月1日から運用を開始する神戸市の「届出」「情報開示」制度の広報活動等を各団体と連携して実施します。
  2. 「マンション共用部分リフォーム融資」や「マンションすまい・る債」を通じた神戸市内の分譲マンションへの金融支援、「マンションライフサイクルシミュレーション~長期修繕ナビ~」を活用したマンション管理組合の長期修繕計画の見直し等の支援を、各団体と連携して実施します。
  3. マンション管理組合向けセミナー等を通じて、神戸市内のマンション管理組合に有益な情報を各団体と連携して提供します。

 
【写真】協定の概要図

協定の概要図

【写真】協定締結式(Web開催)の様子(写真右上が住宅金融支援機構近畿支店長の浪波哲史)

【写真】協定締結式(Web開催)の様子