住宅金融支援機構（以下、機構）は、12月４日（月）に東京において、グリーン住宅金融会議とＡＳＭＭＡ年次総会を開催しました。
　※ＡＳＭＭＡ（Asian Secondary Mortgage Market Association）は、住宅ローン二次市場において住宅ローン資金のファイナンスを行っているアジアの公的金融機関が集まり、住宅金融市場の発展に向けてアイデア、知見、経験の共有を行うための組織です。

　グリーン住宅金融会議では、毛利信二機構理事長の開会挨拶に続き、石橋林太郎国土交通大臣政務官から歓迎のご挨拶をいただきました。石橋政務官はご挨拶の中でカーボンニュートラルの実現に向け、グリーン住宅金融の普及が促進されることを期待していると述べられました。会議では、アジアの経済成長とサステナブルな成長の促進、欧州のエネルギー効率の高い住宅向けローンに関する表示制度、カーボンニュートラルに向けた日本の政策等について、各分野の専門家から講演していただきました。

　ＡＳＭＭＡ年次総会では、機構が議長を務め、会議出席国（インドネシア、韓国、マレーシア、モンゴル、パキスタン、フィリピン及びウズベキスタン）の住宅ローン二次市場の発展に向けて議論を行いました。

　翌５日には、会議出席者は、省エネルギー化の取組について理解を深めるため、スマートシティを見学しました。

　機構はこうした取組を通じて、アジアにおけるグリーン住宅金融の普及促進に努めています。