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  • 平成23年度第3次補正予算(11月21日成立)における東日本大震災の復興支援策の実施 ~【フラット35】Sエコは12月1日資金お受け取り分から~

公開日:2011年11月21日

 平成23年11月21日に成立した平成23年度第3次補正予算において、東日本大震災からの復興及び住宅の省CO対策を推進するため、以下の制度拡充等を実施します。

Ⅰ 東日本大震災により被害を受けられた方に対する災害復興住宅融資に係る拡充措置の継続実施等

1 災害復興住宅融資の融資金利の引下げ等の拡充措置を継続実施 

 東日本大震災により住宅等に被害を受けられた方に対して、融資金利の引下げ等の拡充措置(平成23年度第1次補正予算の拡充措置)を継続して実施します。
(参考)平成23年度第1次補正予算の拡充措置
  1.  災害復興住宅融資の融資金利の引下げ
     災害復興住宅融資(建設・購入)の基本融資額の融資金利を、当初5年間は0%まで引き下げ、6~10年目は申込時の災害融資金利(融資金利についてはこちら)から0.53%引き下げます。
    災害復興住宅融資(補修)の融資金利(融資金利についてはこちら)を、当初5年間は1%まで引き下げます。
  2.  災害復興住宅融資の元金据置期間・償還期間の延長
     元金据置期間及び償還期間について、現行の最長3年から最長5年に延長を行います。
  3.  災害復興住宅融資の申込期間の延長
     申込期間について、現行のり災日から2年以内との取扱いを平成27年度末まで延長を行います。ただし、法律に基づく建築制限がかかる場合は、同制限解除後6か月以内まで延長が可能です。
  4.  災害復興宅地融資の実施
     住宅には被害がなく、宅地のみに被害が生じた場合の宅地の補修に係る融資を行います。

限度額表簡素化

2 融資限度額の区分を簡素化
  融資限度額を、被災者にとってよりわかりやすい制度とするため、次のとおり簡素化しま
 す。
  ①構造・建て方による区分を撤廃します。
  ②整地資金について、災害復興宅地融資の基本融資額の融資限度額と同額とします。
  ※平成23年度第3次補正予算成立日(平成23年11月21日)以後資金交付を受けるもの
  から実施します。
  ※東日本大震災以外の一般災害についても適用します。

Ⅱ 東日本大震災により被害を受けられた方に対する返済方法の変更に係る拡充措置の継続実施

返済方法拡充

1 住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)から融資(【フラット35】(買取型)を含む。)を受けて現在返済中の方のうち、東日本大震災により被害を受けられた方について、返済期間等の延長や払込み猶予期間中の金利引下げ措置の拡充(平成23年度第1次補正予算の拡充措置)を継続して実施します。(下表参照)

 2 1の返済方法変更メニューを拡充し、新たに「払込みの一部の猶予」を加えます。(下表参照)

○東日本大震災により被害を受けられた方に対する返済方法変更の拡充措置

※り災割合の考え方

り災割合の考え方

Ⅲ 【フラット35】Sの拡充(【フラット35】Sエコの実施)

1 拡充内容
 東日本大震災からの復興及び住宅の省CO対策を推進するため、省エネルギー性の優れた住宅を取得する場合の【フラット35】Sの当初5年間の金利引下げ幅を、0.3%から東日本大震災の被災地においては1.0%、被災地以外の地域においては0.7%に拡大します(6~10年目(長期優良住宅等、特に性能が優れた住宅は6~20年目)の金利引下げ幅は0.3%)。

(参考)【フラット35】Sのイメージ図

フラット35Sのイメージ図

*1 東日本大震災の被災地とは、東日本大震災に対処するための特別の財政援助及び助成に関する法律(平成23年法律第40号)第2条第3項の特定被災区域をいいます。 

特定被災区域PDFファイル[1ページ:86KB]

*2 省エネルギー性の優れた住宅のうちの特に性能が優れた住宅は以下のいずれかを満たす住宅です。
  • 【フラット35】S(20年金利引下げタイプ)の省エネルギー性の基準
  • 【フラット35】S(20年金利引下げタイプ)の耐久性・可変性の基準
  • 【フラット35】S(20年金利引下げタイプ)の耐震性の基準、かつ、【フラット35】Sの省エネルギー性の基準
  • 【フラット35】S(20年金利引下げタイプ)のバリアフリー性の基準、かつ、 【フラット35】Sの省エネルギー性の基準
*3 耐震性、バリアフリー性及び耐久性・可変性のうち、いずれかの性能が優れた住宅を取得する場合の【フラット35】Sの金利引下げ幅は0.3%となります。 

*4 今般の【フラット35】Sの制度拡充に併せて、【フラット35】Sの名称を以下のとおりとします。
  • 省エネルギー性の優れた住宅を取得する場合 ・・・【フラット35】Sエコ
  • 耐震性、バリアフリー性及び耐久性・可変性のうち、いずれかの性能が優れた住宅を取得する場合・・・【フラット35】Sベーシック
    (金利引下げ期間により、それぞれ「金利Aプラン」と「金利Bプラン」に分かれます。)
2 拡充期間

 
平成23年12月1日以降の資金受け取り分から実施し、平成24年10月31日申し込み分まで適用する時限措置となります。
 また、【フラット35】Sには予算金額があり、予算金額に達する見込みとなった場合は、受付を終了させていただきます。受付を終了する場合は、終了する約3週間前までに、フラット35サイト(www.flat35.com)等でお知らせします。

フラット35サイト(www.flat35.com)

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