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マンションライフサイクルシミュレーション~長期修繕ナビ~の活用方法

マンションライフサイクルシミュレーション~長期修繕ナビ~の具体的な活用方法について、3つの活用場面を動画で紹介します。

マンションの大規模修繕工事金額の妥当性について

 複数の施工会社などから提出された大規模修繕工事の見積書の金額をどのように比較し、その結果どの会社を選定すればよいか、悩んでいる管理組合の皆様は多いと思います。
 そのような場合には、シミュレーションでご自身のマンションと同規模、同築年数のマンションの「平均的な大規模修繕工事費」を算出し、見積書と比較する際のメルクマールとして利用することをおすすめします。

⇒大規模修繕工事の見積書を検証する際の参考資料として活用できます。施工会社などとの打ち合わせ時に、
「見積額とメルクマールとの差異」の要因※について説明を求めることで、見積書の工事内容や金額の納得性を高めることができます。

※差異の要因としては、工事の内容、仕様のグレード、劣化の程度、施工範囲の違いなどが考えられます。
※下の画面をクリックすると動画をご覧いただけます。
 

[3分30秒:61.1MB]

※2020年9月公開

修繕積立金が足りず、大規模修繕工事が行えない

 必要な大規模修繕工事を先延ばしすることは、資産価値の低下、劣化の進行などの弊害をもたらすおそれがあります。これを避けるためには、一時金の徴収を考える必要がありますが、同意が得られないなど、この徴収が困難な場合があります。
 このようなケースでは、ローンを利用することも選択肢の一つとなり得ます。
 シミュレーションにおいては、ローンを返済しながら、更にその先の大規模修繕に向けて計画的に修繕積立金が積み上がるように改善された収支計画について、確認することができます。

⇒ローンの利用や修繕積立金増額の検討資料として活用できます。
※下の画面をクリックすると動画をご覧いただけます。
 

[3分29秒:50.6MB]

※2020年9月公開

修繕積立金がどこまで上がるのか不安

 大規模修繕工事費用は、築年数が経過するほど高くなることから、それに合わせて修繕積立金の増額を行うことが一般的ですが、築年数の経過とともに入居者も高齢化し収入が減少するため、修繕積立金の負担は重くなっていきます。
 一方、一般的な長期修繕計画における計画期間は、25~30年となっており、そこから先の状況が把握できないものとなっています。
 シミュレーションにおいては、「今後40年間で必要となる修繕積立金の負担額」が試算されるため、長期修繕計画よりも更に先の状況を確認することができます。

⇒入居者が高齢化する前の比較的経済的に余裕のある時期に修繕積立金の増額を前倒しすることで、後年の負担増を軽減するなど、長期的視点で修繕積立金徴収計画を見直す場合の検討資料として活用できます。

※下の画面をクリックすると動画をご覧いただけます。
 

[4分7秒:79.9MB]

※2020年9月公開