住宅金融支援機構（以下、機構）は、10月26日（水）にフィリピンNHMFC（※1）、12月22日（木）にフィリピンHDMF（※2）の役職員に対して住宅金融に関する研修をオンラインで開催し、昨年度機構が実施した同国の住宅市場及び住宅金融に関する調査結果を両機関に情報提供するとともに、フィリピンNHMFCに対して機構における住宅ローンの商品性改善、MBSの継続的な発行等について、フィリピンHDMFに対して機構における気候変動や自然災害に対応した取組等について情報提供し、意見交換をしました。

また、12月８日（木）にインドネシアSMF（※3）と共同でオンライン研修を開催し、機構が取り組んでいる同国の住宅市場及び住宅金融に関する調査の中間報告を行いました。研修にはSMFのほか、インドネシア公共事業・住宅省（PUPR)及び公共住宅貯蓄管理庁（BP Tapera)も参加し、同国の住宅政策や住宅取得支援プログラムについての説明がなされました。

なお、本研修は、国土交通省住宅局の住宅建築技術国際展開支援事業（補助事業）を活用して実施したものです。


（※1） フィリピン共和国国立住宅抵当金融公社：National Home Mortgage Finance Corporation
（※2） フィリピン共和国住宅開発相互基金：Home Development Mutual Fund（Pag-IBIG Fund）
（※3） インドネシア共和国第二次抵当公社：PT Sarana Multigriya Finansial(Persero)